以前からスマートタグや紛失防止タグと言われる商品が気になって調べていたのですが、どうやらTileとMAMORIOという製品が人気らしい。
新しい物だと今年発売されたAppleのAirTagもありますよね。
MAMORIOはTileやAirTagより小さく、紛失時に通知してくれる機能があるのが魅力的。
この紛失時に通知してくれるという機能はTileやAirTagには無いんですよね。
しかも、「MAMORIO RE」という製品は電池交換が可能だとか。
使い捨てより自分で電池交換して使い続けられるほうがいいのでMAMORIO REを購入してみました。
MAMORIO RE概要
パッケージに記載されている主な特徴は
- 世界最小クラスの紛失防止デバイス
- 持ち物チェック機能(紛失時に通知してくれる)
- 紛失時にMAMORIOのネットワークで探せる
- 電池交換可能
といったもの。
今回は3個セットのものを購入。
価格は9800円くらいでした。
500円玉とのサイズ比較。
重量は500円玉の半分くらいと非常に軽量です。
他製品との比較
MAMORIO RE | Tile Mate | Air Tag | |
電池交換 | 〇 MAMORIOの種類によっては不可 | 〇 Tileの種類によっては不可 | 〇 |
紛失時に通知 | 〇 | × | × |
音を鳴らす | × | 〇 | 〇 |
重量 | 3.4g | 6g | 11g |
備考 | 世界最小クラス 紛失時に通知 | 低価格 種類も豊富で種類によてはコンビニでも購入可能 | 正確な場所を見つける機能 |
価格 | 約3800円 | 約2500円 | 3800円 |
各製品によって特長があるので、どれが一番良いかは人それぞれかと思いますが、
MAMORIO REの「小型・軽量」、そして「紛失時に通知」してくれる機能は魅力的ですね。
財布に入れていても全く気にならないサイズ。
そして紛失した時点で知らせてくれるのは紛失防止タグという観点では安心感があります。
初期設定
まずはアプリをダウンロードして起動します。
MAMORIOについている黄色い絶縁シートを引き抜いた後、MAMORIOアプリに表示されている「MAMORIOを登録」ボタンを押します。
アプリを起動しているスマホとMAMORIOが近くにあれば、アプリ上に「登録可能なMAMORIOです!」という表示が出てペアリングすることができます。
登録すると、そのMAMORIOを取り付ける物のカテゴリ選択に移ります。
これは後で変更できるので何を選んでも大丈夫です。
分かりやすい名前を付けて完了ボタンを押します。
この名前も後で変更できるので適当で構いません。
置き忘れ通知をオンに設定しておくと、MAMORIOを取り付けた物がスマホから一定時間離れるとスマホに通知されます。
登録完了画面が表示されたら初期設定は完了です。
アプリを開くと登録しているMAMORIOの一覧が表示されます。
置き忘れ通知機能を検証
通知のタイミングはMAMORIO毎に設定できるのですが、
早めにすると紛失してから通知が来るまでの時間が短くなりますが「誤通知」が多くなるようです。
ゆっくりのほうへ調整すると通知するまでの時間が長くなりますが「誤通知」が減るようです。
「おすすめ」と「早め」で検証してみました。
自宅にMAMORIO REを置いた状態で外出してみて、どれくらいの時間で置き忘れ通知が来るか検証してみました。
置き忘れ通知は、こんな感じでスマホへ通知されます。
早め | おすすめ | |
通知までの時間 | 2分~5分 | 5分~15分 |
スマホや環境によって変わると思いますが、設定毎の通知時間は表の通り。
早めの場合は、マンションの部屋から出てエレベーターに乗りエントランスを出たあたり「大体2~5分」で通知される事が多いです。
通知時間にはムラがあって長い時だと5分くらいかかりました。
そして「おすすめ」に設定した場合、5分くらいで通知される事もあるのですが、
長いと15分くらい経った後に通知されました。
移動中に物を落とした場合、15分も経ったら落とし物から大分離れてしまいますよね。
たしかに「早め」に設定すると「誤通知」は増えますが、紛失してから早めに気付きたいのであれば「早め」に設定するのが良いと思います。
ちなみに誤通知に関して、自宅の部屋にいるときは全く発生していないのですが、
財布やバッグにMAMORIOを入れて歩いていると度々誤通知が来ますね。
稀に来るというわけではなく1日に数回は来ます。
勿論、Apple Watchで通知を受ける事もできます。
財布やバッグ等、無くすと本当に困るものでMAMORIOを利用しているので
通知に気付きやすいAppleWatchを活用しています。
最後にMAMORIOとスマホが通信した位置はアプリ内のマップから確認することができます。
MAMORIOにはGPSが搭載されているわけではないので、いつでも現在位置を確認できるわけではありません。
あくまでMAMORIOとスマホをBluetooth接続していて、最後に接続が確認された場所(落とした場所)が表示されます。
表示位置の精度としてはGoogleマップ等で自分の位置をGPS表示したレベルの精度ですね。
ただ、落とした後に置き忘れ通知ですぐに気づけば、自分がどの辺りを歩いたかは覚えているでしょうしマップの位置と記憶を照らし合わせれば見つかる可能性は高い気がします。
総評
やはり「置き忘れ通知」の安心感は強い!
(2021年8月現在ではMAMORIOにしか無い機能)
これで、音を鳴らしたり正確な位置を見つける機能があったら最高なのに。
この点ではAir Tagが優れていますが、とにかく「落とした時点で気付きたい」というのが重要なのでMAMORIO REを買って大満足です。